小児科診療ご案内





受診前にお電話ください。
当面、上記の診療体制になります。ご迷惑をお掛けしますがお願い致します。
診療方針について
出来るだけ丁寧な診察と説明を心掛けています。そのために、熱が入りすぎて診療時間が長くなることがあります。
説明の補助のためにいろんなパンフレットを準備しています。より良い診療に役立てたいと思っています。
何でも気軽に相談しやすい雰囲気作りのために努力を続けます。皆様よろしくお願いいたします。
施設紹介






感 染 症 情 報
全国的には百日咳(全数把握)の流行が続いており、13週(3/24~3/30)の集計は578例だった。宮崎県でも1~14週に297例の報告があり、第14週(3/31~4/6)は56例だった。年齢別にみると0~4歳1例、5~9歳6例、10歳代46例、20歳代・40歳代・50歳代が1例ずつと、10歳代が最多だった。延岡市でも10代が5例報告されている
延岡保健所管内では、インフルエンザ(6.29)、感染性胃腸炎(5.25)、RSウィルス感染症(3.00)、A群溶連菌感染症(2.50)、新型コロナ感染症(2.43)の順に流行しています。
感染性胃腸炎では宮崎市の中央保健所(29.00)、宮崎市(19.50)、日南(15.67)、小林(13.33)などで流行している。ノロウイルスによる感染性胃腸炎が多い。
定点報告になっていない疾患では、保育園や幼稚園ヒトメタニューモウィルス感染症の子が増加しています。1歳未満の子が重症化しやすいので、早めに受診しましょう。
★上記の疾患については当院でも検査可能です。気軽に相談して下さい。
<流行している病気>
ヒトメタニューモウィルス感染症
日本では例年冬から春にかけて流行し、5歳頃までにほとんどの子が一度は感染すると言われています。
潜伏期間:4~6日
症状:発熱、咳、鼻水やくしゃみなど。食欲が低下する⇒脱水症。
ゼーゼーという咳が遠くからでも聞こえる。息をする時に胸の肋骨のあたりが凹む⇒呼吸困難。 ※1歳未満児が重症化しやすいので、注意深い観察が必要です。
有熱期間:発熱が4~6日続くことがあります。
酸素飽和度:呼吸困難の程度を知る目安になります。テレビで見る重症患者が指先に付けている装置です。通常は95~100%ですが、重症になるほど低下します。
検査:鼻腔からの検査が一一般的です。
合併症:気管支炎や肺炎を引き起こします。※乳幼児や高齢者では重症化することもあるので、注意が必要です。
予防法:インフルエンザや新型コロナ感染症と同様に、マスク着用、換気などの基本的な感染症対策が有効とされています。
治療法:特効薬はありません。軽症の子が殆どなので、対症療法が主です。
登園の目安:発熱がなくなってから24時間以上経過し、咳などの症状が軽くなり、
食欲がいつもの半分以上になったら、登園可能と思います。主治医とご相談下さい。
入院の目安
①呼吸困難・・ゼーゼーが遠くから聞こえる、陥没呼吸が見られる(あばら骨の間が息をする時に凹む)。酸素飽和度を調べる器械が有用です。
1)通常は95~100%ですが、重症になるほど低下します。
2)95~90%はかなり苦しい・・入院を考慮し、内服薬+テープ+自宅で吸入する。
3)90%未満は非常に苦しい・・すぐ入院すべきだ(点滴+酸素吸入)。
②脱水症・・哺乳量がかなり減る(食欲がいつもの3割以下になる)。
③不眠・・夜間ほとんど眠れていない。
ワイワイ花宵物語
ナイトバブルショー
第10回延岡花物語のイベント「ナイトバブルショー」が令和7年3月29日(土)に延岡城跡・城山公園で開催された(19:00と20:00の2回講演)。昨年は開始前に雷を伴う雨で開催が危ぶまれるほど生憎の天気だった。そのため、開始時刻が約30分遅れたが、どうにか最後まで鑑賞できた。
ナイトバブルショーとは、特別なライト、スモークと音楽を使った演出でシャボン玉が青、朱色、緑色、金色や虹色に輝いたり、空間全体が色鮮やかになったりするイベントで、五感全部で楽しめる参加型のエンターテイメントと言われていて、専用のプロが演出します。1回の実演費用は数十万円と言われていて、お客さまのご予算に合わせたサービスを提供してくれるそうです。
今年は、快晴だった。主催者から「写真や動画の撮影や配信は自由。但し、生配信は禁止」と伝達された後。その直後から音楽とカラフルな照明を伴ったパフォーマンスが始まった。朱色に輝くシャボン玉、金色と緑色が混ざった物、朱色と金色が混ざった物、青色の鯉のぼりのような物、赤い目があり・緑色と金色な体を持つ蛇のような物、紫色と緑の細かいシャボン玉が混じってサクラのような物と色々想像していて面白かった。
シャボン玉が直ぐ近くまで漂って来たので、つい捕まえたくなってしまった。「サクラ」と名付けられたパフォーマンスでは、小さな紫色シャボン玉が飛び散る様はサクラのようであり、大きなシャボン玉に紫色のライトが浴びると幻想的な雰囲気に変わった。
サ ク ラ 見 物
今年(令和7年)もサクラの季節がやってきて、新聞やテレビを賑わせている。3月~4月にかけて大分県津久見市の河津桜見物を皮切りに、宮崎県内のサクラ見物に出掛けました。
このはな桜まつり(延岡市)
延岡花物語の一環として、「このはな桜まつり」が2月8日(土)から五ヶ瀬川堤防で始まった。300本の天下一ひむか桜が3月15日(土)頃になって見頃を向かえた。愛宕山を背景に「菜の花」と「天下一ひむか桜(河津桜)」を撮影した。
城山公園(延岡市)
ナイトバブルショーに合わせて、城山公園の夜桜見物に出掛けた。昼間の桜見物も良いが、夜間の紫色にライトアップされた桜も風情があった良かった。同時に流木動物園も開催されていた。昔、この地に動物園があったそうだ。
牧場のサクラ(小林市)
1908年に馬政局国立宮崎種馬所の軍馬補充部小林厩舎に桜が植えられた。昭和の初め頃に2kmの桜並木が一般開放され、「軍馬の桜」として九州一円に知られた。戦後は「桜馬場」と呼び名が変更された。小林市市民の協力もあって、千本を超えた桜並木が出来た。
3月30日(日)に行ったら、桜が満開だった。桜並木を直進した所に花飾の付いたハート型のオブジェが設置してあった。
花立公園(日南市)
昨年は桜祭りが始まる日に出掛けたら、桜の花は蕾だった。今年は、事前に開花状況を調べて満開になりそうな時期に訪れた。花立山には約1万本の桜が植えられている。一番下の駐車場から頂上を見上げるとピンクの煙がたなびいているように見えた。
その近くで花立花見神楽が実演されていた。
『花立の森』には愛を奏でる『花立の鐘』が設置していた(写真11)。ここは出会いの丘と言われており、この地を訪れた恋人たちの夢の語らいにこの鐘を1回鳴らすと、不思議なくらい願い事が叶い幸せになれると言う言い伝えがある。その周囲の桜も満開だ。 小児科 石橋