井上病院は宮崎県の県北 延岡市にあります産婦人科・小児科病院です。

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医療法人社団育生会 井上病院
〒882-0866
宮崎県延岡市平原町1丁目990番地1
●産科・婦人科
TEL:0982-21-5110
FAX:0982-21-6087
●小児科
TEL:0982-23-7402
 
高千穂産婦人科診療所
〒882-1101
西臼杵郡高千穂町大字三田井
1099番地14
●産科・婦人科
TEL:0982-82-2722
FAX:0982-82-2702
007866
 

気管支喘息

   
定義:空気の通り道である気道の狭窄が発作性におこりゼイゼイとした呼吸や呼吸困難をくりかえすもの。

2歳未満児では3回以上の息を吐くときのゼイゼイがあったもの。
病態:空気の通り道である気道が持続的な炎症を起こしており、気道が過敏になっているため、下記の誘因などでゼイゼイが起きてきます。

症状:咳、ゼイゼイやゼロゼロとした息づかい、呼吸数増加など
誘因:上気道炎や下気道炎、ほこりなどの吸入抗原(アレルゲン)、運動、
台風などの気象の影響、PM2.5やタバコ、排気ガスなどの煙が誘因となって発作が起こる。

診断:繰り返す呼気性の喘鳴を聴診で確かめられると喘息と診断します。

初めて喘鳴が出た時や初めての受診で「唐突に喘息」と言われた場合は、
気管支喘息の診断基準などを正しく理解できていない医師が診察した可能性があります。
気管支喘息は必ず「くりかえします」
気管支喘息の診断について話が聞きたい場合は受診時に声をかけて下さい。
 
呼吸機能検査、呼気中NO、アレルギー検査、家族歴なども参考になります
鑑別診断:肺炎などの感染症、気道や心臓周辺の解剖学的異常、気管支内異物や腫瘍、心因性咳嗽、乳児においては喉頭軟化症や胃食道逆流など
※乳幼児は鼻づまりでも、ゴロゴロ・ゼロゼロといいやすいものです。
発作時の治療:メプチン吸入、ステロイドの内服や点滴、ホクナリンテープなど
ゼイゼイがひどく受診した場合に2回の吸入とステロイド点滴で、ゼイゼイがおさまらない場合は入院が必要か検討します

非発作時の治療(日常の管理):病態で上げたように、気道の持続炎症を抑えるための治療を行います。
発作が起きてなくても持続炎症は目に見えない形で進行している場合が多く、発作がないから治ったという訳ではないというのが重要です。
非発作時の持続炎症は呼吸機能検査・呼気中NOなどで証明できますが、当院では行えません。
 
喘息の(見かけ上の)重症度
①    年に発作が数回の間欠型では発作時が起きた時にその都度治療を行うか、 
   キプレスの内服を行う。
②    軽い発作の頻度が月1回程度ある軽症持続型ではキプレスの定期内服
       または少量のステロイドの吸入を定期に行う。ただし大きな発作がない場合。
③    軽い発作が毎週のようにあるか、時に大きな発作を起こしてくる中等症持
  続型では吸入ステロイドが治療の基本となり、追加でキプレス内服をなど
④ ③の治療でも喘息発作がたびたび起こる場合は、高容量の吸入ステロイド
  を主体とするが、場合によってはステロイド+β刺激薬の合剤の吸入を行う。

上記の日常管理で発作がたびたび起きる場合はさらに1つ進んだ治療の選択となります。
3か月程度発作がなければ、1つ下の治療の選択を検討します。

喘息治療で重要なこと。
 

軽症持続型以上では発作がおこらず保護者、児童ともに日常生活に支障がないことを目標としています。そのためには持続的な炎症を抑えるために定期的に治療を続けて自己中断などしないようにしましょう。

<<医療法人社団育生会 井上病院>> 〒882-0866 宮崎県延岡市平原町1丁目990番地1 TEL:0982-21-5110 FAX:0982-21-6087